胃腸炎にうつらない為にする感染症対策とは?ストレス性胃腸炎との違いも!

2018年5月1日

この記事を簡単にまとめると・・・

✔ 胃腸炎はアルコール除菌は効かない

✔ 感染性胃腸炎は感染力が強力

✔ いざという時のために、吐物処理キットを自宅に用意しておこう

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目次

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 胃腸炎に感染しないためにする3つのこと

1、手洗い・うがい

2、嘔吐物・便に触れない

3、次亜塩酸ナトリウムか熱湯消毒で除菌

手洗い・うがいのは最強の予防方法

まず、風邪でもウイルス性の病気でも基本は手洗い・うがいが大切です。

ウイルス性胃腸炎の場合、ウイルスが手に付着し食事をする時に、体内に侵入する場合がほとんどです。

または、ウイルスが手につきその手で調理をした場合、その料理を食べた人は感染してしまいます。

その為、食事前や調理前は、必ずしっかりと手洗いとうがいをおこないましょう。

ただ、石鹸を使用しての手洗いだと、石鹸に付着したウイルスが、次に石鹸を使用する人にウイルスが渡ってしまう可能性があります。

好ましいのは、ディスペンサー型のソープです。できれば手をかざすだけで泡が出てくるタイプの自動ディスペンサーがいいです。

ちょっとしたことでウイルスの侵入を防げることができるので、あなどるなかれ、手洗い・うがい。

除菌水 次亜塩素酸水 自動ディスペンサーCC-C305を自宅に置いておく

嘔吐物や便に触れていなくても・・

ウイルス性胃腸炎になってしまった家族がいる場合、嘔吐物の処理をしなければなりません。

その際に、感染してしまうおそれがあります。

それは、嘔吐物が蒸発してウイルスが飛散している場合があるからです。

ウイルス性胃腸炎は感染力が強力で、ちょっとしたことですぐにうつります

うちは一家全滅+その期間にあった親戚や友達全員にうつりました。。

なので窓全開、換気扇スイッチオンで嘔吐物や下痢などの処理をしましょう。

嘔吐物処理キットを用意しておく



嘔吐物の処理方法

① 使い捨てのマスクを装着する

② 使い捨ての手袋を装着する(2重)

③ 使い捨てのエプロンを着る

④ 使い捨ての布や新聞紙で嘔吐物を覆う

⑤ 包んだ嘔吐物をビニール袋に入れる

⑥ 次亜塩素酸ナトリウム消毒液をゴミ袋にかける

⑦ 使い捨てマスク・手袋・エプロンの汚れた面を内側に折り破棄する

⑧ 次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液で床を二度拭きする

⑨ 最低、30分は換気をする

⑩ ソープで手洗い・うがいをする

次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液を活用しよう

感染性胃腸炎にはアルコール消毒よりも次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液が有効です。

嘔吐したり下痢をして、飛散したウイルスの中にはアルコール消毒でも効くものもあるのですが、効かないものもあります。

なので確実にウイルスを消滅させるために、塩素系の消毒液を作り除菌しましょう。

塩素系消毒液の作り方

市販の塩素系消毒液の濃度は1~12%と幅があります。

購入した塩素系消毒液の濃度を確認して作ってください。

・原液濃度が5%・・・1リットルの水に20mlの原液を加えます

・原液濃度が10%・・・1リットルの水に10mlの原液を加えます



 感染症胃腸炎とストレス性胃腸炎の違い

ここではウイルス性の胃腸炎(感染症胃腸炎)についてお話してきましたが、胃腸炎の中にはうつらない胃腸炎もあります。

それはストレス性の胃腸炎や食べ過ぎや飲み過ぎによる胃腸炎です。

 

症状としては・・・

【感染症胃腸炎】※特効薬なし、対処療法になります。

・嘔吐

止められない嘔吐。内容物がなくても胃液だけ出てきます。

・下痢

私は2~3日水下痢が止まりませんでした。

・吐き気

ずっと胃がムカムカして違和感があります

・食欲不振

私は水分も摂れなかったです。

・腰痛

私は激しい腰痛があり、のた打ち回りました。。

・腹痛

下痢のせいか、下腹部が痛みました。

処方された薬

・ビオフェルミン錠剤 ⇒ 下痢の症状を改善する薬

・プリンペラン錠 ⇒ 吐き気や食欲不振、お腹がはる等の症状を改善する薬

・タケプロンOD錠 ⇒ 胸やけを改善する薬

・ロキソニン錠 ⇒ 痛みや熱を和らげる薬

※ぜんぶ、対処療法で出された薬なので、個人差あり。

【ストレス性胃腸炎や食べ過ぎなど=急性胃腸炎】※特効薬あり

・吐き気

ずっとムカムカしている。

・胃痛

キリキリやズキッと痛むときもある。

・腹部膨満感

無限にげっぷが出たりおならが多くなる。。

・胸やけ

・胃液が逆流

口の中が胃液の酸っぱい味がする。

・下痢

何カ月も毎日下痢が続いていました。腹痛はありませんでした。

・便秘

下痢と便秘を繰り返す人が多いようですが、私は便秘はなく下痢オンリーでした。

処方された薬

・ファモチジン ⇒ 胃酸の分泌を抑える薬

・モサプリド ⇒ 胃の運動を改善する薬

・ドグマチール ⇒ 胃腸薬、抗精神病薬

※あくまでも私に出された薬なので、ご参考までに。




 潜伏期間や症状出現期間について

機能性ディスペプシア(ストレス性胃腸炎など)は潜伏期間はありません。そしてこ根本の原因が解決するまで治りません。

ストレスや心に関しての病気に近いので、すぐに治るものでもありません。

反対に、感染症胃腸炎の潜伏期間はウイルスの種類によって違います。

・ノロウイルス⇒1~2日
・ロタウイルス⇒1~3日
・アデノウイルス⇒5~7日

症状の出現期間は人によって違います。

症状が軽く下痢だけが3日くらい続く人もいれば、38度の高熱を出し、激しい嘔吐が2日間続く人もいます。

私の経験からいうと平均3日くらいで症状が改善してくると思います。

しかし、ウイルスは1週間~10日くらいは便の中に排出し続けているので、要注意です!




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Posted by naoe