子ども食堂 とは?目的や問題点から値段やメニューまで徹底解説!

2018年4月5日

『 子ども食堂 』というは言葉は知っていますか?

子ども食堂というと、子どもが運営している食堂ともとれるネーミングですが、そうではありません。

”地域の子どもに無料、もしくは安く食事を提供する施設”です。

ひとり親の子どもが、一人で寂しく食事をとらないように、また貧困家庭の子どもに栄養バランスのとれた十分な食事を提供するために活動しています。

また子ども食堂は単なる子どもに食事を提供する施設としての機能ではなく、子どもの居場所になるような工夫もしているようです。

現在、全国で2200ヶ所以上あるとされており今後さらに増えていきそうです。

これからもっと注目を浴びていきそうな”子ども食堂”について、徹底解説していきます。


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目次

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 子ども食堂は急激に増加中       

2016年の子ども食堂の数は300ヶ所ちょっとだったにも関わらず、2018年で2200ヶ所に増えています。
という事は、2年間で7倍以上増加しているのです!

こんなに急増しているのに、私達のどれくらいが子ども食堂を知っているでしょうか?
私はシングルマザーなので、『子ども食堂というのがある』ということ自体は知っていましたが、詳しい情報はほとんど知りませんでした。

でもこれからは、子どもたちを守る為に”支えあいの地域づくり”が必要になってくるので、子ども食堂の背景を各自知っておく必要がありますね。

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 子ども食堂の問題点や課題       

・食堂間でノウハウを共有するとともに、行政や企業も一体となって食堂をさらに広め地域に根付かせていく必要がある。 引用元:NHK NEWS WEB
・こども食堂が何を提供しているのかを周知する必要がある。 引用元:YAHOO ニュース
・プチブームで終わらせない、規模感・インフラ感にふさわしい安心・安全が必要。 引用元:YAHOO ニュース

これからの課題は、上記のようなニュースにもなっています。

急激に子ども食堂が増えたことにより、周囲の理解が薄くなっているような気がします。

子ども食堂とはなにを提供している所なのか?どんな人が運営し誰が食事を作っているのか?
本当に安全なのか?アレルギーや事故があった場合どうするのか?などなど、疑問がたくさん浮かんできますよね。

私は小さな子どもがいるので、子どもの口に入れる食事についてとても敏感に考えています。
”衛生面は大丈夫なのか””食材はどこのを使っているのか”など細かい所も気になります。

子ども食堂というアイディアはとてもいいし、こういうものがしっかり整備されていけばいいなと思うのですが、
それに伴う整備が追い付いていない印象です。

国が民営に任せきりなので、行政と連携をとって改革していってほしいと思います。

子ども食堂ネットワーク
kodomoshokudou-network.com/

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 子ども食堂のメニューと価格       

食材は寄付されたものを主に使って調理しています。
調理している人は地域の人や学生がボランティアで行っているので、毎日開店しているわけではありません。
その為、メニューも日替わりになっています。

地元の郷土料理や家庭料理が一般的で、栄養士の方や元調理師の方がいたりする所もあり、低価格で栄養満点の料理をいただけます。

メニュー例


★ホワイトシチュー
★鶏手羽の甘辛煮
★サラダ
★ライス
★ゼリー
引用元:高円寺こども.ネット


★パセリご飯
★レモンとマーマレードソースのチキンソティー
★ミネストローネ
★リンゴとマッシュルームのサラダ
★豆腐のティラミス
引用元:高円寺こども.ネット


★ひな祭りのちらし寿司
★貝のお汁
★バイカラーの焼きコロッケ
★菜の花のおひたし
★ゆずなます
★ほうれん草の海苔和え
★大根きんぴら
★いよかん
引用元:あさやけ子ども食堂ホームページ


★特性和風牛丼
★彩り野菜サラダ
★ポテト
★大根と油揚げのお味噌汁
★ガス釜炊き新潟コシヒカリ
★フルーツ
引用元:桜台こども食堂ホームページ


★特製牛丼
★キノコとジャガイモのサラダ
★大根とキャベツのスープ
★フルーツポンチ
引用元:桜台こども食堂ホームページ

自分が作るより、栄養満点でとってもおいしそう。
私は料理がそこまで得意ではないので。。(笑)
温かい手作りの料理を、子どもたちに提供しているサービスはとても素晴らしい制度だと思います。

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料金例

全国に子ども食堂はたくさんあるので、もちろん一律の金額ではないのですが、無料か安価で食事が食べられます。
調べてみると、無料~高くても500円でした。
大体子どもは無料で、大人は300円の所が多いかなという印象です。
以下、料金例です。子ども食堂の場所によって料金体系はさまざまです。

0歳 ~ 高校生 : 無料
上記以外 (大人): 300円

子どものみ:100円
親子:500円
大人のみ:500円

子ども:お手伝いしたら無料
大人:300円

子ども:100円
大人:200円

子ども:無料
大人:無料

中学生以下・70歳以上:無料
高校生以上:200円

一食500円(大人同伴未就学児250円)

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 さいごに       

全国に2200ヶ所以上の子ども食堂ができ、両親が共働きでいなかったり、十分な食事が摂れない子どもたちの助けになっている状況は大変良い傾向だと思います。
しかし、たくさんの問題を抱えているのもまた事実です。
国や企業と連携をとって、子ども食堂の整備をおこない今よりももっと子ども食堂が活性化すればいいなと思いました。

こども食堂ネットワークというサイトでは、”子ども食堂で食べたい人”や、”子ども食堂を手伝いたい人”、”子ども食堂を作りたい人”を結びつける為の活動をしているそうです。
こういったサイトがある事や子ども食堂というものがあるという事がもっと周知されたらいいなと思います。

次のお話へ⇒子どもってこれだから憎めないよね(笑)